町田康さんの短編小説「令和の雑駁(ざっぱく)なマルスの歌」のご紹介です。
このような方におすすめです |
・U-NEXTで読み放題、お勧めの書籍をお探しのかた |
・町田康さんの小説を読んでみたいかた |
・参考文献*『石川淳全集』第1巻「マルスの歌」です。無頼派小説に触れたいかた
・内容、感想(個人です・ネタバレ少し)知りたいかた
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*『石川淳全集』全10巻 筑摩書房、1961-62
発行日 | 2020年8月17日 |
著者 | 町田康(まちだこう) |
発行者 | 堤天心 |
発行元 | 株式会社U-NEXT |
U-NEXT 書籍 読みホ「令和の雑駁なマルスの歌」町田康著レビューです。 令和の無頼派小説!?
内容紹介
著者紹介
町田康(まちだ・こう) 1962年大阪府生まれ。作家。1997年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年『権現の踊り子』で川端康成文学賞、’05年『告白』で谷崎潤一郎賞、’08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。
近著『ギケイキ』『ホサナ』『湖畔の愛』『猫のエルは』ほか著書多数。
音楽活動も積極的に行っている。
【筆者コメント】
多くの人がそう思っている。という言葉を聞くと、どうしてそれがわかるのだろうかと思う。なぜなら思うことはひとりびとりの内側にあって、そのすべてが言葉となって外側に出るわけではないのと違う? と思うから。そんな釈然としない気持ちを小説にしたらこんな風になりました。
U-NEXTより引用
まとめ
書き出しはYoutubeでコントを見ていてとあるので、まさに時代は令和!だと思って読んでいましたが、主人公「私」は作家だと、いうので、
途中から、難解な文章の手紙とか出てきて戸惑いました。
萩原朔太郎とか・・現国で習ったなぁ・・
同じ会社の婚約者が突然、ライバルの同僚に盗られて、落ちこんで、
復讐を思いつくのか・・と思いきや・・どんでもないラストです!
雑駁【ざっぱく】とはまとまりがなく、統一感がないこと。
日中戦争中に書いて発売禁止になったそうです。
難解なので、私には、理解できないのですが、
筆者コメントにあるように、、
私も・・釈然としない気持ちになりました。
今は、令和の戦時中という感じなんでしょうか??
有名な作家さんなので、もっと、本読まにゃあかんな・・