「猫のしくみ」ー雄猫フランシスに学ぶ動物行動学ーを読みました
「猫のしくみ」ー雄猫フランシスに学ぶ動物行動学ー
という本を読みました。
筆者はトルコ人生まれのアキフ・ピリンチさんと
ドイツのロルフ・デーゲンさんというサイエンス・ライターの
共著です。
アキフ・ピリンチさんって方を知らなかったのですが、
「猫たちの聖夜」がベストセラーになったようです。
猫のしくみでは猫たちの生態を分析されています。
前書きでは雄猫フランシス君が
(猫を分析するなんて?)「あつかましいったらありゃしない!」とのたまっておられます。
声を出さないニャーの秘密ってあったので。。
親猫には聞こえてるってあったけど??
ちょっと古い本なので(2000年初版)
理由をAIに聞いてみました(__)
猫のサイレントニャーには、次のような意味があります。
- 甘えたい、構ってほしい
- 飼い主への信頼の証
- あいさつ
- コミュニケーションの手段
サイレントニャーは、本来は親子や親しい猫同士でしか使われない鳴き方です。子猫が母猫に甘えるときに使う鳴き声で、成猫になっても甘えている証拠としてサイレントニャーをすることがあります。また、オスよりも控えめな性格のメスや、1才未満の子猫などが飼い主さんとコミュニケーションをとろうとするときにサイレントニャーをすることもあります。
サイレントニャーは、人間には聞こえない高周波の音を出しているともいわれています。猫は人間の4~5倍の距離から音聞くことができ、自分たちのコミュニケーションシグナルに、人間の知覚の範囲外の音を本能的に組み入れることもあります。
また、サイレントニャーは、経験や知識を多い成猫やシニア猫が、たまたまサイレントニャーをしたら飼い主さんがかまってくれたというような「イイコト」が続けば、すすんでサイレントニャーを繰り返すようになることもあります。
ふーん、そうなんだ。
シャーだけはよくっわかるけど。。
アキフ・ビリンチさんのことは知らなかったのですが、
実は通っている図書館で年2回の譲渡の日というのがあって
頂いてきました。
借りるのだったら期限があるので、早く読まなくち
ゃと思いますが、しばらく置いたままでした。
積読あるある・・
決して自分では知ることが出来なかった本と出会えて
感謝です。
本の最初のページなんですが、
19世紀ピカ一の猫通、
聖ジョージ・ミヴァートさん曰く
「猫の心がすべてわかる。なんてことはけっしてない。
わたしたち自身が猫にならないかぎりは」
とあります。