秋吉理香子さんの小説「息子のボーイフレンド」のご紹介です。
息子に「俺、男が好きなんだ」とカミングアウトされ、苦悩する母親。
その後、父親にも知られることになりますが、自分の青春時代も振り返りながら、
消化していこうとしていく「家族の愛」を爽やかに描いています。
このような方におすすめです |
・U-NEXTで読み放題、お勧めの書籍をお探しのかた |
・秋吉理香子さんの小説を読んでみたいかた |
・文中で紹介の映画「イエロー・ハンカチーフ」に触れてみたいかた |
・内容、感想(個人です、ネタバレ少し)知りたいかた |
U-NEXT 書籍 読みホ「息子のボーイフレンド」秋吉理香子著レビューです。
作品情報
発行日 | 2020年12月11日 |
著者 | 秋吉理香子 |
発行者 | 堤 天心 |
発行元 | 株式会社U-NEXT |
内容紹介
著者紹介
秋吉理香子(あきよし・りかこ) 兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・TV製作の修士号を取得。
2008年、短編「雪の花」で第3回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。
ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。
イエロー・ハンカチーフ 2008年 アメリカ映画
聖将君の父親イネちゃんが大好きな映画ということで、物語の中で登場します。
U-NEXTで鑑賞してみました。
山田洋次監督の不朽の名作をオスカー俳優主演でリメイクしたヒューマンドラマ
見どころ
名作『幸福の黄色いハンカチ』を『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のウィリアム・ハート主演でリメイク。
オリジナル版にも出演した桃井かおりの登場シーンが心憎い。
ストーリー
6年の刑期を終え出所したブレット。
彼はミシシッピー川のほとりでゴーディとマーティーンと名乗る2人の若い男女に出会います。
彼らと意気投合し、一緒にドライブに出かけることになったブレットは、自らの過去とニューオリンズに暮らす妻のことを話し始めます。
キャスト・スタッフ
役名 | 俳優 |
ブレット | ウィリアム・ハート |
メイ | マリア・ベロ |
ゴーディ | エディ・レッドメイン |
マーティーン | クリステン・スチュワート |
エマニュエル・コーン | |
ヌリト・コーン | |
ヴェロニカ・ラッセル | |
桃井かおり |
監督 | ウダヤン・プラサッド |
音楽 | イーフ・バーズレイ / ジャック・リヴジー |
脚本 | エリン・ディグナム |
製作 | アーサー・コーン |
U-NEXT 2020年12月時点の内容です。詳細はU-NEXTサイトでご確認ください。
まとめ(ネタバレ少し)
小説はlineとか動画配信サービスとかも出てくるし、お母さんの名前からして、(莉緒(りお)さん)現在のお話だと思うのですが、
そんな若いお母さんでも、自分の息子がLGBTと知らされると、動揺してしまいます。
今や、世の中に認知されていると思うのですが、やはり、自分の息子が男の子しか好きになれない・・となると動揺を隠せません。
お父さんも会社では、そういう取組みもしたり、「イエロー・ハンカチーフ」が大好きな情に溢れたお父さんそうですが、ショックを隠せません。
一生独身の人もいるし、子供のいない夫婦もあるし、飛躍ですが、母より年上の女性を連れてくるよりはいいと思ってしまいそうなのですが。
でも、最後はその大好きなイエロー・ハンカチーフのラストを思わせる感動シーンで爽やかに終わってくれて良かったです。
出演者に桃井かおりさんがいてびっくり!
日本映画では、「幸福の黄色いハンカチ」高倉健さんがやっぱりかっこよかったです。